CBD研究室
CBDに関する知識や経験のまとめ
基礎知識

CBDオイルの効果とは?効能一覧と徹底解説

CBDがもたらす効果・効能とは

本日はCBDオイルを使用することで得られる効果・効能をご紹介します。

CBD(カンナビジオール)とは大麻(マリファナ)から抽出される成分で、自然界に存在するカンナビノイドという化学物質の一種です。

大麻(マリファナ)と聞くと「ハイ」になるイメージがありますが、CBDにハイになる成分はふくまれていません。

CBDとは?大麻との違いは?合法?
CBD(カンナビジオール)とは?大麻と違う?合法? 最近よく聞く「CBD」ってなんだろう?危ないの?という方へ向けて、CBDについて説明していきます。 本記事の内容 CBD=カンナ...

CBDオイルで得られる効果・効能は、気持ちを落ち着かせるだけではありません。精神だけでなく神経や美容にも効果があります。

CBDオイルの効果一覧はこちらです。

  1. 不安の軽減
  2. 発作・痙攣の抑制
  3. 神経系の保護
  4. 鎮痛作用
  5. ニキビケア
  6. 癌治療

詳しく見ていきましょう。

不安の軽減

最もよく知られるCBDの効果ではないでしょうか。

CBDは精神的不安を軽減する効果があると言われています。というのもCBDは、精神衛生(メンタルヘルス)と深い結びつきのある「セロトニン」に対する受容体の反応を変化させ、セロトニンの分泌量を増やします。

ある研究では、CBDを600mg摂取することで社会不安障害が軽減されたことがわかりました。別の研究では、動物にCBDを与えることで、以下のような効果が見られました。

  • ストレスの軽減
  • 不安による身体的影響が軽減(心拍数の上昇など)
  • PTSDの症状の改善
  • 不眠症患者の睡眠誘導

CBDの効果1
セロトニンを増やして、不安を抑制し、気持ちを落ち着かせる

てんかん・発作の抑制

CBDオイルはてんかんにも効果があると考えられています。

が、CBDは非常に新しいジャンルなので、研究もまだ進んでいないのが事実です。現在CBDがどれほどてんかんに効果があるか、またどれほど安全なのかの研究がされています、

2016年に行われたてんかん患者(214名)対象の研究では、被験者のてんかん発作の頻度が36.5%低下しました。しかし、被験者の12%には深刻な薬物副作用も現れました。

CBDの効果2
てんかんの発作を抑える研究結果があるが、副作用があらわれる可能性もあり。

神経系の保護

研究者は脳内のある受容体に着目し、CBDオイルが神経変性疾患にどのような影響を与えるかにも注目しています。

この受容体をCB1といいます。

またこれらの疾患の治療としてのCBDオイルの効果も研究されています。

  • アルツハイマー病
  • 多発性硬化症
  • パーキンソン病
  • 脳卒中

CBDの効果3
脳内の受容体に作用し、神経系疾患に効果あり

鎮痛作用

CBDが脳内の受容体に与える効果は、鎮痛作用もあると考えられています。

化学療法後に大麻を摂取することで痛みを抑えることができるという研究結果も報告されています。

またアメリカの国立保健研究所による前臨床試験では、以下による症状緩和に関する大麻の効果も注目されています。

  • 関節炎
  • 慢性疼痛
  • 多発性硬化症の痛み

ではCBDでも同様の効果はあるのでしょうか。

CBD入り医薬品は、痛み止めというより抗炎症作用が強いと考えられています。今後さらに臨床試験が進んでいくことでしょう。

CBDの効果4
抗炎症作用があるので、炎症による痛みを抑える。

ニキビケア

CBDオイルとニキビケアはなかなか結びつかないですよね。

CBDは免疫系の受容体に影響し、身体の炎症を抑えることが期待されています。その結果、炎症の一種であるニキビにも効果があるとされています。

 Journal of Clinical Investigationでは、CBDが皮脂腺内の活動を防ぐことが報告されています。

この皮脂腺は文字通り皮脂を生み出し、過剰に分泌された皮脂によってニキビができます。

しかしニキビケアのためにCBDを使用するよりも、まずは皮膚科に行くほうが確実で安全だと思います。

CBDの効果5
皮脂腺の過剰な活動を抑え、炎症の一種であるニキビをケアできる。

癌治療

「癌細胞の増殖防止に対するCBDの役割」という研究が進んでいますが、まだまだ初期段階のようです。

米国国立癌研究所は、CBDは癌の症状と癌治療の副作用を和らげる可能性があるとしています。

先にも述べたように、CBDは炎症を抑える効果があります。それに加えて細胞の再生方法にも変化を及ぼすとされており、その2つの作用が腫瘍の増殖を抑えます。

CBDの効果6
抗炎症作用によって、癌の症状や治療の副作用を和らげる可能性がある

最後に

CBDオイルは、受容体に与える影響と抗炎症作用によって様々な効果が期待できるようです。

でもまだまだ研究が進んでいないというのが現状で、医学的根拠はまだまだ乏しいようですね。

とはいえ依存性や向精神作用がないことはわかっているので、過度な効果はわからないものの安心して使えます

以上、少し固い内容になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

  

参考文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3079847/
https://www.drugabuse.gov/about-nida/legislative-activities/testimony-to-congress/2016/biology-potential-therapeutic-effects-cannabidiol
https://www.thelancet.com/journals/laneur/article/PIIS1474-4422(15)00379-8/fulltext
https://www.drugabuse.gov/about-nida/legislative-activities/testimony-to-congress/2016/biology-potential-therapeutic-effects-cannabidiol